potato4d と okazou の二人で Bootstrap の最新事情と社内での Fork 技術「koromo」について話しました。
キャスト紹介
potato4d
- 花谷拓磨
- UIT 室エンジニア
okazou
- 岡崎晶彦
- Data Labs / UIT 室エンジニア
最近の Bootstrap 事情について
- 2018/01 に現在の最新版である Boostrap 4 がリリース
- 古い IE のサポートを廃止
- Less から Sass への書き換えなどの内部構造の整理
- Utility 系の機能の拡張
- 公式でテーマストアが開設。個人でも簡単に販売可能に
- 継続的に開発は進んでいる
- 最新は 4.3、4.0 以降は安定しつつ進んでいる
- Bootstrap 4 は「カスタマイズ性」が重視されている
- カスタマイズ
- 日本語ドキュメントが追加
- LINE がホスティングとメンテナンスを行っている
社内 fork の Koromo
- Bootstrap 4 をベースに内部を書き換える大胆なカスタマイズ
- フロントエンド以外のエンジニアも使いやすい、管理画面 UI の構築を目的
- LINE ではバックエンドエンジニアが管理画面の UI を書くことも多い
- 品質を担保しつつ、利用者が困惑しない統一した UI の提供
- 基本的には Bootstrap 4 を尊重しつつ開発を進める
- 独自で追加した機能と同じようなものが Bootstrap 追加された場合、独自追加側を削除する
- 基本的には本家で慣れ親しんだものをそのまま使えることを重視
これからの Bootstrap と Bootstrap 5 について
- Bootstrap 4.4 ではレスポンシブなフォントの取扱など、より便利な機能が追加
- 並行して、 Bootstrap5 も議題に上がっている
- Bootstrap 5 は、これまでとは打って変わって、いらないものを削ぎ落とすような進化になる
- より洗練された UI の提供に期待できる