2019/04/26 に公開 537 views

このエピソードについて

@potato4d が @k2wanko に Google Cloud Next 19 の様子を聞いてみました

ゲスト紹介

  • コキチーズ(@k2wanko)
  • Application Security Team 所属
  • FJUG Organizer / GCPUG Staff

Google Cloud Next '19

https://cloud.withgoogle.com/next/sf/

  • Google Cloud に関する Google オフィシャルのカンファレンスイベント
    • Google は他にも Google I/O (クライアント向け), Chrome Dev Summit(ブラウザ向け)を行っている
  • 2019/04/09 ~ 2019/04/11
  • サンフランシスコで開催

Google Cloud Run について

  • サーバーレスのマネージドコンピューティング
    • Knative 上で動作する、Docker ベースの柔軟なコンテナ運用
    • Cloud Run on GKE による Kubernates 管理もサポート
  • Web サーバーを立てることで、 SSL / HTTP ホスティング機能などを Web アプリケーションに必要な要素を一通り揃えたサーバーが提供される
    • 言語を問わず Web に関わる技術であればなんでも動かせる点が魅力

増え続けるコンピューティングサービスの魅力

  • App Engine
    • ランタイムが限られる分ランタイムのセキュリティサポートなどが手厚い
    • フルマネージドの Elastic Search 基盤が存在し、 App Engine でのみ利用できる
    • インスタンスのスペックアップが容易
  • Cloud Run
    • Docker ベースであるため自己責任の範囲で言語や技術を問わず利用できる
    • Cloud Functions などと比較し、ライトに使いたい場合でもコンテナの制限がなく柔軟(スペックは固定)
    • Cloud Run on GKE への移行により GKE プロジェクトに属したいときも便利
  • GKE をそのまま利用する
    • それぞれの要件の問題点が生じた場合などに有効
      • App Engine では入れないネットワークがある
      • Cloud Run ではスペック上の限界がある
        • Cloud Run on GKE として GKE に移行すると OK
      • など

Anthos について

  • Kubernates の入り口を管理できる新サービス
  • Anthos を利用することによって、パブリッククラウドからオンプレミスまで、コンピューティングリソースを統合管理できる
    • これまでできなかったオンプレミスの企業のクラウド利用加速するか
    • メインはオンプレで一部 Google Cloud や AWS、 Azure にすることも可能

Cloud Code

  • Kubernates をエディタ / IDE 上から管理するための新ツール
    • エディタは VS Code、 IDE は JetBrains 製品に対応
  • 開発環境のホットリロードやエディタからのコンテナの管理、 GKE へのデプロイなどもできる

今回のイベントのトピックを効率よくウォッチするには?

GCPUG による日本語記事が参考になる

Front-End Topics

Refs

  • BGM&SE
    • 魔王魂/騒音のない世界/OtoLogic