@potato4d が @coffeephile に、Nuxt.jsの周辺ライブラリーに対するOSSコントリビューションについて話を聞きました。
ゲスト
- @coffeephile
- LINEデベロッパーサイトの開発担当
Nuxt Contentについて
- Nuxt Contentは、Nuxt.jsのモジュールであり、マークダウンコンテンツをウェブサイトのページとしてレンダリングするために使用される。
- ローカルホストでの開発時にパフォーマンス問題が発生し、特にページ数が多い場合に顕著であった。
パフォーマンス改善の経緯
- ローカルホストで開発した際、ページ間の移動が遅くなる問題が発生。
- 問題はキャッシュが効かないために発生しており、ホットリロードのためにキャッシュが無効化されていた。
- nuxt/content 側のキャッシュを有効化し、ファイル変更時にキャッシュを削除することで、パフォーマンスとホットリロードの両方を実現。
https://github.com/nuxt/content/pull/2675
コントリビューションの詳細
- @coffeephileは同僚の喜多さんと協力して問題を特定し、解決策を考案。
- プルリクエストを出してから4日でマージされ、迅速に対応された。
- 月1回のリリースサイクルにより、実際のリリースまでには少し時間がかかった。
今後の展望
- LINEデベロッパーサイトの技術スタックをNuxt 3に移行するプロジェクトが進行中。
- 新しい技術スタックに移行することで、パフォーマンスの改善も期待されている。
- 内部では新しい技術スタックを使用しているが、外部リリースはまだこれから。
結論
- Nuxt Contentへのコントリビューションを通じて、LINEデベロッパーサイトのパフォーマンス問題を解決。
- 今後のリリースで、利用者とメンテナンス担当者にとって良い環境を提供することを目指す。
- LINE Yahooのフロントエンド開発者コミュニティでは、今後もフロントエンドに関する情報を公開していく。