@potato4d が 7/24 に行われた UIT meetup vol.7 の登壇者(@hashrock, @leonardo-mbc, @bc_rikko)とともに、Flashとインターネット、フロントエンド芸と業務とのつながり、コミュニティの姿について話しました。
ゲスト紹介
- hashrock さん
- 受託会社のプログラマ
- http://slides.com/hashrock/svg-2 で発表
- レオナルドさん
- LINE UIT室 エンジニア (LINE NEWS 担当)
- https://speakerdeck.com/leonardo_mbc/react-dot-js-todong-kumofalse-ming-rumofalse で発表
- UIT INSIDE は二回目
- ダーシノさん
- さくらインターネット フロントエンドエンジニア
- https://speakerdeck.com/bcrikko/mastering-box-shadow で発表
UIT meetup vol.7 について
https://uit.connpass.com/event/138084/
- 7/24 に開催
- 「集まれ!(タブン)実務では使わないフロントエンド芸発表会」のサブタイトルで開催
- いつもフレームワークや技術よりの話をしているため、今回は技術による成果物にフォーカスしたかった
登壇内容と「なぜその技術を使い始めたか」
- hashrock さん
- SVG でワードアートを作るセッション
- 登壇にあたってワードアートの歴史まで調査
- 最終的にはブラウザで動くワードアードエディタまで実装して紹介
- 発表を通して紹介したかったこと
- ワードアートが題材だが、グラフィックエディタの作り方を紹介したかった
- SVG 芸をやっているのは Flash で実現できた技術がモダンな Web で実現できていないから
- SVG は手段であり、 Flash 時代では当たり前に表現できたことを出していきたい
- SVG でワードアートを作るセッション
- レオナルドさん
- React で WebGL / Web Audio を使うサンプルセッション
- きっかけについて
- 元々 MV を作るのが趣味であったが、著作権問題があって作りやすいものではなかった
- Web であればフリー素材がたくさんあるのでマッシュアップができるのでは
- Flash で動かせていたツールがスマートフォンで動かないという都合もあり、モバイルでも動く Web について興味を持った
- ダーシノさん
- box-shadow にフォーカスしたセッション
- NES.css の作者として box-shadow によるドット絵描画やファイルサイズ削減について紹介
- ファイルサイズ削減については OSS で得た情報を紹介
- CSS 芸をはじめたきっかけ
- もともと CSS が苦手だった
- 苦手を克服するために学んで好きになろうとした
- 結果として好きにはなれなかったが嫌いではなくなった
- box-shadow にフォーカスしたセッション
フロントエンド芸と業務とのつながり
- hashrock さん
- 実務では活かせた経験は特にない
- 逆に、元々 D3.js を業務で使っていたために SVG 芸人をやりはじめやすかったという事情はある
- 仕事があればやりたい
- 実務では活かせた経験は特にない
- レオナルドさん
- 実務と交わることはない
- インタラクションについて提案しやすいことはある
- 遊べる仕事はやってみたい
- 逆に実務からの輸入はある
- 特にパフォーマンスチューニングの知識は実務からの輸入
- 実務と交わることはない
- ダーシノさん
- 流石に仕事でドット絵は書かない
- とはいえ CSS フレームワークを作ることで業務での苦手意識は減った
- OSS で多くのコードレビューがくることでレビュー力も向上した
- OSS 特有のアクセシビリティへの考慮などの力も得られた
- 広報の人とのつながりが増えた
- インフラの会社でフロントエンドという特徴で、個人・会社のプレゼンス向上のきっかけに
- 流石に仕事でドット絵は書かない
ニッチな技術とコミュニティの関わりかた
- どうやってニッチ技術の仲間とつながっている
- 基本的には Twitter や人づて
- hashrock さんの場合は「複雑GUIの会」を主催することも
- 少人数でディープに話す場として会合を企画
- http://hashrock.hatenablog.com/entry/2019/05/04/001830