
ep.77 の延長戦として、@potato4d が、 @hyena_shoyo_kyo と @pittanko_pta に、 TypeScript を推進していくための考え方について話しました。
ゲスト紹介
- shoyo.kyo
- @hyena_shoyo_kyo
 - フロントエンド開発センター UIT 1室 UIT Dev 3 Team
 - LINEポイントクラブとLINE LIVEのフロントエンドをメインに担当
 
 - amon.keishima
- @pittanko_pta
 - LINE Growth Technology UIT Team
 - LINEポイントクラブのフロントエンドをメインに担当
 
 
TypeScript 移行について『中立派』の意図とは
- TypeScript 賛成派と TypeScript 反対派が居るなか、中立の意図は
- どちらの気持ちもわかる
 - 実際移行に踏み切れなかったときもあった
 - が、自分の中で腹落ちしたことがあったので、中立的な観点で反対派の話も聞いていきたい
 
 
TypeScript とコストパフォーマンス
- 新規の場合は TypeScript 自体の学習コストで良い
 - 既存からのマイグレーションの場合は、それに合わせて歴史とのコストがある
- 例えば ES2015 以前だと Type Friendly ではないコードが多い
 - 複数の型のデータを場合に応じて返すコードなど
 
 - 時代とのギャップが有るほどコストはかかる
 
コストについて
- 実はコストは TypeScript 特有のものではない
- そもそも移行というものはコストがかかるものである
 
 - その中でも、 TypeScript は移行しやすい部類
- TS はあくまでも JS のスーパーセットであるため
 - TS のコードは全部 JS に変換できる
 
 - LINE ポイントクラブでは、 Perl to Kotlin をやっている
- もちろん Perl は JVM 言語ではないので互換性がない
 - フルスクラッチでのリプレースとなるので、人員も時間もかかる
 - 一方で JS to TS は段階的な移行が可能で、プロダクトの開発ラインを止めないで済む
 - そういった点で優秀
 
 
TypeScript とこれから
- 短期的な旨味はある?
- API の型定義に追従しやすい
 - ライブラリのドキュメントを見に行く時間が減る
 
 - TypeScript が当たり前になる未来はある?
- 専門学校にカリキュラムが追加されるほどになってきた
 - 今後絶対にきそう
 
 
Refs
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