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2021/07/09 に公開
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このエピソードについて
@potato4d が @aloerina_ に、 LINE NEWS でのモブプログラミングの取り組みについて話を聞いてみました。
LINE NEWS のモブ状況紹介
3年前くらい前からスタート
モブレビューという形で、みんなでコードをレビューするところから始まった
その後モブプロという概念を知ったことで適用、今ではプログラミングに限らず広く実施
規模感
いわゆる「モブプロ」は週イチくらい
それとは別に、一緒にモブ的に仕事をすることは頻繁にある
取り組む人数は3~10人
モブプロの概要はこちらの記事
を参照
モブ導入のモチベーション
レビューコストが高い
レビュー内でコミュニケーションが多くなってきた
みんなでレビューすると意図をその場で知れて良いのではないだろうか
だんだんコーディングにも落とし込まれていった
運用しての所管
良かったこと
モブが手段として定着した
「ちょっとモブいいですか」が当たり前になった
課題感
型通りのモブプロがLINE NEWSのにとってベストではないと思った
結果的にエッセンスを取り入れる形に
現在ではモブプロはあまりしないが、モブワークとしていろんなものをモブで進めている
モブを自然に取り入れていく・続けていくコツは?
モブ以前の話だけど「ちょっと試してみましょう」の文化があるといい
「効率」という言葉に騙されない
機能がユーザーに届くまでにやる作業は「コードを書く」作業だけじゃない
どこにどれだけ時間がかかっているか計測してみるといいかも、レビュー、手戻り等にけっこうかかってる
モブレビューの経験から、モブすることでコミュニケーションの無駄や手戻りが減ることは体感できていた
続けるためのコツ
「だめな理由がないならしばらくお試し継続する」がチームに定着してた
ルールに縛られない
モブプロではなく、モブワークのコツ
モブで集まったけど「この部分だけ各自で作業して15分後再集合しましょう」とかアリ
ドライバーとか決めなくてもいい。時間で交代しなくてもいい。目的だけ忘れないようにして、自分たちにとって効果的なモブを手探りすればいい。
モブが向いてる現場は?
3〜5人くらいがやりやすい
今まで1人、まはた2人で開発していて、これから3人になるってチームはチャンス
3人になると自分に見えないコミュニケーションが生まれる→齟齬が増えだす→徐々にずれていく
そういうズレに気づくきっかけにもなる
モブが向いている作業は「人によって結果が変わる作業」や「結果に至ったプロセスを共有したい作業」
新規開発
環境構築(人によって起きる問題が違う)
トラブル調査
モブが向いていない作業は「誰がやっても同じ結果になる作業」
軽微なバグ修正
Refs
LINE 新卒採用 2022
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BGM&SE
魔王魂/騒音のない世界/OtoLogic
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