@potato4d が @aloerina_ に、 LINE NEWS でのモブプログラミングの取り組みについて話を聞いてみました。
LINE NEWS のモブ状況紹介
- 3年前くらい前からスタート
- モブレビューという形で、みんなでコードをレビューするところから始まった
- その後モブプロという概念を知ったことで適用、今ではプログラミングに限らず広く実施
- 規模感
- いわゆる「モブプロ」は週イチくらい
- それとは別に、一緒にモブ的に仕事をすることは頻繁にある
- 取り組む人数は3~10人
モブプロの概要はこちらの記事 を参照
モブ導入のモチベーション
- レビューコストが高い
- レビュー内でコミュニケーションが多くなってきた
- みんなでレビューすると意図をその場で知れて良いのではないだろうか
- だんだんコーディングにも落とし込まれていった
運用しての所管
良かったこと
- モブが手段として定着した
- 「ちょっとモブいいですか」が当たり前になった
課題感
- 型通りのモブプロがLINE NEWSのにとってベストではないと思った
- 結果的にエッセンスを取り入れる形に
- 現在ではモブプロはあまりしないが、モブワークとしていろんなものをモブで進めている
モブを自然に取り入れていく・続けていくコツは?
- モブ以前の話だけど「ちょっと試してみましょう」の文化があるといい
- 「効率」という言葉に騙されない
- 機能がユーザーに届くまでにやる作業は「コードを書く」作業だけじゃない
- どこにどれだけ時間がかかっているか計測してみるといいかも、レビュー、手戻り等にけっこうかかってる
- モブレビューの経験から、モブすることでコミュニケーションの無駄や手戻りが減ることは体感できていた
- 続けるためのコツ
- 「だめな理由がないならしばらくお試し継続する」がチームに定着してた
- ルールに縛られない
- モブプロではなく、モブワークのコツ
- モブで集まったけど「この部分だけ各自で作業して15分後再集合しましょう」とかアリ
- ドライバーとか決めなくてもいい。時間で交代しなくてもいい。目的だけ忘れないようにして、自分たちにとって効果的なモブを手探りすればいい。
モブが向いてる現場は?
- 3〜5人くらいがやりやすい
- 今まで1人、まはた2人で開発していて、これから3人になるってチームはチャンス
- 3人になると自分に見えないコミュニケーションが生まれる→齟齬が増えだす→徐々にずれていく
- そういうズレに気づくきっかけにもなる
- モブが向いている作業は「人によって結果が変わる作業」や「結果に至ったプロセスを共有したい作業」
- 新規開発
- 環境構築(人によって起きる問題が違う)
- トラブル調査
- モブが向いていない作業は「誰がやっても同じ結果になる作業」
- 軽微なバグ修正
Refs
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- BGM&SE
- 魔王魂/騒音のない世界/OtoLogic